ベランダ・バルコニー

ベランダの増設にかかる費用の相場や注意点を解説します!

いざベランダの増設をしようと思っても、どのくらいの費用がかかるのかわからないと不安ですよね。

失敗してしまったら余計な手間と費用がかかるため、トラブルを避けるポイントも知っておきたいはずです。

また、ベランダ増設にかかる費用をできるだけ抑えたいという人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事ではベランダ増設にかかる費用の相場や注意点、費用を抑えるポイントなどについて解説します。

ベランダ増設の費用に関するさまざまな悩みや不安を解決しましょう。

ベランダの増設にかかる費用

ベランダを増設するためにどんな費用がかかるのか、細かな内訳を紹介します。

材料費

これからベランダ増設の工事を頼むときには材料費が発生します。

主なものは床材であり、ウッドやタイルなど種類がいくつかあって、それぞれ費用は異なります。

他にも細かな材料がたくさん使われて、それらを含めた費用が請求されるのです。

ベランダが大きければ大きいほど材料費が高くなります。

工事費

業者に施工をしてもらう際の人件費として工事費が発生します。

工事費の中に材料費が含まれていることもあります。

業者によって見積りの際の内訳や表記名が異なることがあるため注意しましょう。

工事の規模が大きくなるほど工事費も高くなっていきます。

確認申請依頼費用

ベランダを増設するときに行政手続きが発生することがあります。

たとえば、防火地域では、ベランダの増設で床面積が10平米を超える場合に確認申請しなければいけません。

専門的な内容となるため、業者に手続きを任せることが多いです。

確認申請を依頼するための費用がかかるため注意しましょう。

ベランダ増設のパターンと費用相場

ベランダ増設にはさまざまなパターンが存在します。それぞれの費用相場について説明しましょう。

ウッドデッキ

ベランダにウッドデッキのベランダを増設する場合、75~100万円程度の費用がかかります。

通常のベランダを設置するよりもウッドデッキにする方が材料費が高くなるため注意しましょう。

タイルデッキ

タイルデッキのベランダを増設するのにかかる費用は75~100万円程度です。

ウッドデッキとタイルデッキは費用にそれほど大きな違いはありません。

業者によって、ウッドデッキの方が安いケースもあれば、タイルデッキが安いケースもあります。

そのため、事前に見積りをもらっておくことが大切です。

既存のベランダの拡張

既存のベランダを拡張するための工事の費用は50万円以上となります。

どのくらいの大きさに拡張するのか、現場の環境などにより費用は変わります。

屋根付きのベランダ

ベランダに屋根を設置する場合は、増設の費用に加えて10~20万円程度の費用がかかります。

屋根の素材によって費用が変わってくるため注意しましょう。

屋根付きベランダの増設費用についてはこちら

ベランダ屋根の増設にかかる費用相場|快適空間をお家時間に

ベランダに水道を設置

ベランダにもう一つ、設備として欲しいのが水道です。配管を通す工事などが必要になってきますが、ベランダ増設時に一緒に付けたい設備ではあります。

ベランダの水道増設に関する記事はこちら

ベランダに水道を増設するには?設置方法や注意点を紹介!

ベランダ増設の費用に関するポイント

ベランダ増設の費用を考えるときのポイントについてまとめました。

増設するスペースが大きいほど費用が高くなる

ベランダ増設の面積が大きくなるほど費用も高くなります。

材料費がかかり、さらに工事の手間もかかってしまうからです。

また、増設する面積が大きいと、工事が難しくなるケースもあります。

面積が大きくなるどベランダを支える柱に強度が求められるからです。

手すりや屋根を設置すると高くなる

単にベランダを増設するだけではなく、そこに屋根や手すりも設置するならば、費用が高くなります。

利便性や安全性を考えると手すりや屋根があった方が便利でしょう。

ただし、手すりや屋根の設置にそれぞれ10万円以上費用がかかることがあります。

ベランダ増設にかかる全体の費用が増えてしまうため注意してください。

窓や庭の状況によって費用は変わる

窓や庭の状況によって工事の難しさが変わり、費用も変化します。

たとえば、庭の状況によってベランダの足となる柱を設置できないケースがあります。

この場合、構造躯体から持ち出してベランダをつくるという方法もあるですが、この場合は工事がとても難しくなり、費用も高くなりやすいです。

デザイン性を重視すると高くなる

ベランダのデザイン性にこだわると費用が高くなります。

ベランダのデザインを考えるために手間がかかるからです。

何度も打ち合わせをして最終的なデザイン案を提案してもらうことになり、工事費が高くなります。

行政手続きが必要になると別途費用が発生する

ベランダ増設で確認申請という行政手続きが必要なケースがあります。

確認申請そのものに費用がかかり、業者に手続きを代行する場合にも費用が発生するのです。

ベランダ増設の費用を抑えるには

ベランダ増設をするときの費用を抑えるためのポイントについて説明します。

複数の業者から相見積りをもらう

ベランダ増設の費用を抑えたいならば、複数の業者から見積りをもらうことが大切です。

相見積りすることで、それぞれの業者が同じ条件でどのくらいの費用を提示するのか確認できます。

その結果に基づいて、より安い費用を提示してくれる業者に注目するとよいでしょう。

同じ条件であっても、業者ごとに費用はかなり異なるケースもあります。

特に難しい工事が必要なケースほど、業者の違いが大きくなるでしょう。

また、同じ素材であっても、それぞれの業者ごとに材料費が変わることがあります。

そのため、自分たちの希望する条件において、安く工事を請け負ってくれる業者を探すことが重要です。

安さにこだわりすぎない

ベランダ増設の費用は安い方が望ましいですが、安さばかりにこだわるべきではありません。

安く工事できても、後でトラブルが起きては意味がないからです。

実際に安い費用で工事してもらって、後で不具合がたくさん発生して後悔したという人はたくさんいます。

安さだけではなく業者の信頼性やアフターフォローの充実度、口コミ評価なども重視しましょう。

総合的に考えてあなたにとって良い選択をすることが大切です。

質の悪い工事をされると、後で大きな損害が発生するケースもあります。

それでは結果的に大きなお金が発生してしまい損することになるのです。

ベランダ増設のような大掛かりな工事が必要となるものでは、業者の質にもこだわりましょう。

メンテナンスコストも考慮する

これからベランダの増設をする際には、メンテナンスコストも発生することを考慮しましょう。

ベランダが完成したらそれで終わりではなく、メンテナンスのための費用も定期的に発生するのです。

たとえば、ベランダには防水塗装を施すため、塗膜が劣化した際には再塗装する必要があります。

また、定期的にチェックをして問題がないのか確かめることも大切で、それにも費用がかかるでしょう。

こうしたメンテナンス費用も考慮に入れて、ベランダ増設について考えてください。

業者の中には、アフターフォローとして定期点検を無料でやってくれるようなところもあります。

そのような業者に工事を依頼するとメンテナンス費用を抑えることができるでしょう。

【まとめ】ベランダ屋根増設費用について

ベランダ増設の費用相場や注意点などについて説明しました。

ベランダ増設の費用は工事の内容や施工する業者によって変わってきます。

安さ以外の点にもこだわってベランダ増設について検討しましょう。

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