せっかくオープンキッチンにリフォームするならば、キッチンの品質やメーカーだけではなく、レイアウトにもこだわってみてはどうでしょうか。きちんと考えて空間を作っていくことにより、さらにおしゃれなキッチンとなります。
この記事では、オープンキッチンを部屋のインテリアとしても生かしてもらえるように、レイアウトに関する5つのポイントを紹介します。
ポイント①部屋の広さに合わせる
1つ目のポイントは、部屋の広さに合わせること。部屋が小さいのに大きな家具を置いても快適には過ごせません。部屋の広さを考えてレイアウトすることで、快適ながらもおしゃれな雰囲気にできます。
スツールを置いてバー風に
狭いのであれば、カウンター部分にスツールを置いてみましょう。そうすることで、バーのような雰囲気を演出できます。テーブル代わりとしても使える上に、料理も簡単に運べます。動線が短いからこそ、すぐ食事したい方にも向いているでしょう。
一人暮らしならすぐ近くに小さなテーブルを
バー風にするのもいいですが、人によっては食事しにくいと思うかもしれません。もしそうであれば、すぐ近くに小さなテーブルを起きましょう。近くにあれば、上記同様にサッと料理を運べます。
広いスペースならダイニングテーブルを
スペースが広い場合や家族の場合は、ダイニングテーブルがおすすめ。オープンキッチンの色やテーブルの材質、ソファーの有無などを考えることで、自分らしいレイアウトが目指せます。
例えば、広々とした部屋を演出したい時には円形テーブルが向いています。長方形テーブルよりも設置スペースが求められますが、その分広く見せることが可能。イスの色を活用すれば、部屋のアクセントとなります。
ポイント②部屋の雰囲気に合わせる
レイアウトで使うものは、できる限り今の雰囲気に合わせましょう。例えば木製の家具が多い場合は、同じようなものを揃えることで統一感が生まれます。
ちなみに「キッチンに木製なんてあるの?」と思うかもしれませんが、木質建材メーカーとして有名なWOODONEであれば、無垢の木を活用したキッチンを用意しています。
なお、その他のメーカーについて知りたい方は以下の記事をご覧ください
キッチンの主なメーカーをチェックしたい方はこちら
II型キッチンって結局どうなの?設置費用や主なメーカーなどを紹介!
ポイント③照明もチェックしておく
レイアウトは家具や家電だけの話ではありません。照明もおしゃれなキッチンを目指す上で大切なポイントです。
天井に埋め込むダウンライト
できる限り照明器具の存在を消したいのであれば、ダウンライトがおすすめ。天井に埋め込むタイプのため、一般的な照明器具のような存在感がありません。ただ、一度設置すると位置を調整したり増やしたりすることができないため、設置する前にしっかりと考えましょう。
必要なところを照らせるスポットライト
スポットライトは、必要なところをしっかりと照らしてくれるという利点があります。ライトの向きも変えられるため、手元を明るく照らして欲しい時にぴったりです。
専用のキッチンライト
キッチンライトは、名前通りキッチン専用のライトです。設置方法はさまざまあり、中には簡単に設置できるものもあります。そういったことから、大まかなレイアウトを考えた後にキッチンライトを検討してみると良いでしょう。
おしゃれ感を出すならペンダントライト
おしゃれ感や個性を演出したい時には、ペンダントライトがぴったりです。吊り下げ型の照明で、限られたスペースを照らしてくれます。全体的に照らしたい場合には不向きですが、空間のアクセントとしても活用されています。
ポイント④重視することを事前に決めておく
レイアウトを考える際、何を重視するのか事前に決めておきましょう。そうすることで、どのような家具や照明を揃えれば良いのか見えてきます。
収納重視
インテリアとしても活かせるオープンキッチンですが、だからといってゴチャゴチャしていたら台無しです。綺麗なキッチンを保ちたいのであれば、収納重視で考えてみましょう。ただ収納スペースが大容量の家具を集めるだけではなく、100均のグッズを活用した収納テクニックを生かしてみるのもおすすめです。
使いやすさ重視
オープンキッチンは、人によっては使いにくいと思うこともあります。料理を運ぶ際にカウンターが邪魔になったり、以前よりも狭く感じたりするかもしれません。そのようなことが心配ならば、使いやすさを重視してみましょう。
例として上記で紹介したバー風のレイアウトであれば、すぐに料理を運べます。その他、通路の幅やダイニングテーブルとの組み合わせなども使いやすさ重視であれば、ぜひチェックしておくべきポイントです。
おしゃれ重視
おしゃれ重視であれば、どんな雰囲気にしたいのか決めた上でレイアウトしていきましょう。そこが決まっていなければ、よく分からない雰囲気になってしまいます。雰囲気自体は、あなたが決めること。モダンな雰囲気にしてみたり白で統一してみたりなど、自分の好みに合わせて考えてみましょう。
ポイント⑤参考となるサイトを知っておく
ここまで4つのポイントを紹介してきましたが、やっぱり他の人のレイアウトも見てみたいですよね。そこで、オープンキッチンのレイアウトとして参考にできるサイトをいくつか紹介します。
TwitterやInstagramだけなのはもったいない
TwitterやInstagramなどでもレイアウトをチェックすることができますが、他にもサイトがあります。一般的なSNSよりもレイアウトに特化したサイトもあるため、ぜひ複数のサイトを見て比較してみましょう。
インテリアに特化した共有サイト「roomclip(ルームクリップ)」
「roomclip」は、インテリアに興味を持つ方にぴったりなサイト。日本最大級のインテリア専門SNSで、400万枚以上の写真があります。大量にあるおかげで、あなたがやってみたいと思えるようなレイアウトも見つかることでしょう。
海外のような雰囲気を目指すなら「homify(ホーミファイ)」
海外っぽさがあるレイアウトならば、「homify」をチェックしてみましょう。部屋のレイアウト以外にも、世界の住宅デザインやDIYに関する情報が掲載されています。写真自体は100万枚以上あり、見積り依頼することも可能。住まいの専門家を見つけたい方にもおすすめできるサイトです。
さまざまなアイデアが見つかる「Pinterest(ピンタレスト)」
「Pinterest」は、Webサイトの画像や「Pinterest」内の画像を自分のボードにまとめられるサービス。TwitterやInstagramのようなSNSとは違うものですが、こちらのサイトでもレイアウトのアイデアを見つけられます。似ている画像の検索もできるため、「同じような雰囲気で他のレイアウトを知りたい!」という時でも活用できます。
インテリアサイトもレイアウトの参考となる
上記で紹介したサイトだけではなく、インテリアショップのサイトもレイアウトの参考として活用できます。主なサイトとしては、「Francfranc(フランフラン)」や「songdream(ソングドリーム)」などが挙げられます。
オープンキッチンのリフォーム費用
オープンキッチンへのリフォームは、安くても100万円ほどかかります。これはリフォーム費用とキッチンの本体価格を組み合わせた結果であり、キッチンの品質によってはさらにかかってしまうことも。非常に費用がかかるリフォームであるため、時間をかけて慎重に検討しましょう。
ポイントを押さえた上でのレイアウトを
今回は、オープンキッチンのレイアウトにおける5つのポイントを紹介しました。部屋の雰囲気や重視することなどを知っておくことで、理想的なレイアウトを目指せます。もしキッチンの雰囲気を変えてみたいのであれば、この記事を参考にしてもらえると幸いです。